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  • 執筆者の写真: SATO RYOJI
    SATO RYOJI
  • 5月24日
  • 読了時間: 1分

ガラテアシリーズの次のアイデアに関しての雑談にございます。

過去には下半身のない等身大人型、長身で発声装置付きなどがありました。次弾からは声を出す機構の改良をしつつプラス何かを考えています。テオ・ヤンセンのストランドビーストのような生き物の世界観に繋がる造形の面白さを3号から後の歴史には求めていきたい。

構造の効率でいくと重心が低い位置に置かれるバランスを採用したいです。昆虫のように這う姿。頭部を下げてお辞儀をするような。また生体の効率的バランスを必要とする状況で、生命の母である海洋生物からヒントを得ていくつもりです。浮力であったり、重力を頼りにしたりする上下の流動的エネルギーの利用を美しい構造だと感じている自分がいます。その低い重心が卑屈に見えるだろうこともありつつ、優れた面白さです。現在はクラゲや甲殻類、微税物の類だと海クワガタなどという面白生物をリサーチしています。構造にどう反映されていくのか、次号をお楽しみに。


※アイデアの走書きメモ、こういうのが完成までに数十枚と増えていきます
※アイデアの走書きメモ、こういうのが完成までに数十枚と増えていきます

 
 
 

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