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Artiststatement
私は人造人間というテーマを下敷きに創作を思索している。
人間という種族とは?その未来とは?
造形を通じてその可能性を探る。
制作シリーズのタイトルはギリシャ神話から引用しGarateia(ガラテア)と名付けた。制作の中で開かられる見地を現実に降ろすのが私の表現活動だ。


Blog54
今年初めての展示が終わりました。銀座ギャルリー志門にて「和紙とあかり」パート7という展示に参加。温かみのある間接照明のような世界観が魅力の展示会です。ある意味正月っぽい和風な雰囲気もあるので、ギリギリ季節柄を追えていたかもしれません。私は2点ほど作品を出品しました。なので作品詳細などの説明を少し載せておきます。 紙は再生紙。和紙や洋紙といった素材を細かく砕いてパルプ状にしたものを、手製で押し乾かしたもの。手で平く伸ばすことにより表面積を広くし、乾燥効率を上げる効果がある。また光を受けた際に表情を豊かに見えるよう凹凸をつける目的もある。今回の作品にはモチーフもあり、海洋生物のクラゲ、ベントスと呼ばれる生態がモデルとなっている。ベントスは海底にへばり付くものといった意味でイソギンチャクなど代表的だが、クラゲもぷかぷか浮く前にそういった形態であったりするらしい。企画展の趣旨として薄暗く、さくひんの仄明るい関係が深海と似ている気がしてこのモチーフを選びました。 展示期間中の印象としては割とベターな雰囲気だったと思う。動線も最終的なお客の動員をみるに的確だ
SATO RYOJI
2月1日


Blog53
明けましておめでとうございます。 去年にBlogを初めて、トータル53本。週一回投稿に相当する数を書けました。といっても終盤は忙しさやトラブルにかまけて纏め出していたり。やはりそこそこに大変です。今年はまたやりたいこと、作りたいもの目白押しでございます。すでに決まっている展示も3つあるのでここから更に濃く活動しなければ。やりたいことと言えば、今年は素材の調達先を調べていきたいです。木材は安定してきているとはいえ、やはり値上がった分供給の苦しい素材になりました。ただ制作の相性や個人的に魅力に思っている面で離れ難くあります。差し当たっては林業体験なんか面白そうだと考えていて、チェーンソウとか重機とか現場がどうなっているのかを直に見たい。港町の新鮮な魚は質良く安い、みたいなことがないか期待してもいます。そういった現場に出向いて調査する取材。これまでもやっていなかったわけではないのですが、今年はもっと直接的な範囲を狙っていこうと画策しております。ブログにも書くかもしれませんね。相変わらずごちゃごちゃと頑張っていきますので何卒よろしくお願いします。
SATO RYOJI
2026年1月1日


Blog52
今回は街路樹を見ていて思ったことを書いていきます。用があり国道側を歩いていたところ住宅街の街路樹に目が止まりました。電線を避けて生える形が結構あからさまで、冬だと葉が落ちているからかとても枝が見えやすい。真下から見るとそのシルエットが神経の広がりのようでした。それが不自然に歪み、強制されてもそのまますくすくと伸びる力強さと感じます。これも自由だとか言うのかなと。なすがまま、問題なしと。なんでもよかろうが、人間目線はこうでなければならないという手順が個人にあり、不自由を生んでいるのか?目的まですり抜けるように行われることが上手いのかもと。ただ道を歩いているだけでそんなことを考えていては自分は一体何なのか?なんて変に思います。日常に興味が持てているのはとても健全でよいですが。もうちょい自然でもよかろうと、だから面倒が多いのだと自覚してほしいです。わたしよ。 ※実際の街路樹の写真、根本も映すと少しづつ左へカーブしてたりする
SATO RYOJI
2025年12月31日


Blog51
紙の和紙?というかどちらかというと再生紙に近いものですが、その製造の失敗談。普段は紙パルプの溶液を折りたたみ式バケツに保存していたのですが…そのバケツが折り目から片側に倒壊しました。溶液を床にぶちまけることとなり1メートル四方へ散布されてしまったのです。その日は半日以上ひたすら紙を煮詰めてフードプロセッサーで粉砕。4リットルぐらいまとめた後、作業場を後にしようとしたその時の出来事でした。(床に出たのはその内の四分の一ほど)ちょっと疲れていた精神的に見たくない映像で、普段から床をまめに清掃していた私はそのまま固めたらどうなるのかという興味もあります。そのまま作業場を出て、後日様子を見ました。割と綺麗に三日で乾燥。床のクッションフロアにへばり付いて素手では取れない状況になっていました。スクレーパーなどでこそぎ落としましたが、一時期流行った屋台ロールアイスのよう。フワフワとしていて、極力薄く製造した紙でもこうはならないのに不思議に見えました。こんな制作もありかも?と思い、特にそうする予定は無いのですが、組み立ててみたい欲をそそられる行為でした。
SATO RYOJI
2025年12月31日
Blog50
ガラテア四号についての考察をしています。三号の制作が実は済んでおり、その経過も踏まえ、身体という物の捉えかたがここ数年の制作により変異しました。以前は超精密機器、高性能。人とはその構造にオーバーテクノロジーを抱えた肉の塊だと捉えていました。ただ細胞や菌のレベルに、もしくは更に細かく分解した理解によって人をみたとき、超高密度な密集体や人という体をなしたコロニーであると考えられます。空気の上を漂う飛沫であっても変わらないのかもしれません。ただ世界の中にそれを留めるスポットの一つとしてあるだけ。コロニーを形成する生物や現象は数多くあります。私や他の人間たちは何をもってこの世にあるのか?ここが今後の四号を考察する上での核なのではと考えています。構造としてより多くの関節がある生き物はクッション性に優れていて、危機への備えがあります。関節ではなく、それが個々を認識できる集合体であればどうでしょうか?より生存へ向けた濃い行動を取れるのでは。その一つの目的に対して優秀であることが良いのだと思います。柔軟に目的を選べることが生物構造にとってベストではなく、多くを含
SATO RYOJI
2025年12月31日


Blog49
先月は知合いの展示を観て回ったのですが、そのついでに横浜中華街にて食べ歩きを決行しました。焼き小龍包や肉付北京ダック春巻、タピオカミルクティーなどいかにもなラインナップを摘んでいきましたがとても良かったです。腹に溜まる量感でクオリティ的にもコスパ良し。焼き小龍包は肉汁がスープのように出るタイプでアツアツ。その日の午後にお仕事が入っていなければビールを飲んで帰るつもりでした。そこは惜しかった。横浜中華街の私の距離感としては行こうと思えばいつでも行ける距離なのだが勿体なく感じてしまいます。仕方がないのでドリンクはタピオカミルクティーを選びましたが、それもハズレない。濃く煮出してあり、タピオカ自体にもスターアニス(八角)系を使った味が付いている。香り高く市販ミルクティーとこうも違うかと感心しました。またふらっと寄りたい。ハズレなしのクオリティだったとしても、今度はビールで(笑)。 ※ビールもですが、今度は清々しい晴れの日に行きたいものです
SATO RYOJI
2025年12月30日


Blog48
渋谷の工事、永遠と改造続く迷宮のようだと思っています。こういう巨大な形態って面白い。九龍城とかで感じる継ぎ接ぎしたコロニーのような風体です。以前に人の体をコロニーと例えもしたが街とは蠢くものか。そうかもしれないと考えると味があります。2009年頃から始まっていて今に続くような感じです。そして計画では2034年に終わるそう。果てしない計画です。サクラダ・ファミリアでしょうか?日本のガウディは渋谷をどうしたいのか?事情を知らない身からしても紆余曲折あったんだろうと推測してしまいます。ただ何かの腹の中で毎日通勤しているような気持ちでいると、自分たちは微生物か何かであって、毎日せっせと動いている様は街単位の生き物でいうところの「健康」なんだなと思います。人目線だと全然そんなふうには感じないのですがね。 ※渋谷、ホームの時刻掲示板の時間表示、文字バグを見るに無理しているのだなと、、。
SATO RYOJI
2025年12月30日
Blog47
今回はちょっとした小噺です。先日、山手線に乗っていると外国人と日本人のペアが電車に入ってきたのを場所が近いというのもあって見ていました。外国人はある程度日本語喋れるが、まだ細かい部分を学んでいるような状況。新宿で遅延していて「長らくお待たせして大変申し訳ございません」といったアナウンスが入ると「長らくお待たせとはドウイウ意味ですか?」と日本人のペアに質問しています。すると聞かれたペアの人は「お疲れ様ですって意味ですよ」と言っていました。…ノリで教えてる?確かに遠くはないけど、異訳でしょと。サッパリと答えていたのが妙に面白く、外国人はホウホウといった納得のリアクション。そもそも外国人の方は学習能力の高そうな感じで、納得のリアクションも「日本ではそういうふうに受け取れたりするのね、把握」といった本来の文面は理解してそうな雰囲気。こういうのは仲が良いからするすると話せているのだろうとも見れて、コミュニケーションシーンの教材のようだと。満足する一方、駅の遅延放送はそこまで謝らなくてもと思い、過剰な対応にもとれる言葉遣いがスタンダードに見られそうな世の歪さ
SATO RYOJI
2025年12月30日


Blog46
シルクスクリーンにするドローイングを最近は描いています。以前のブログで触れたクラゲの生態をモチーフにしていて、ここから画像処理を行い版へと仕立てる。ただ定規で引いたような紐みたいに薄い線など直接描いて作るには版形成しにくく、銅板などなら相性良いかも。シルクだと感光乳剤で作るほうが良さそうです。ただ個人でやるには紫外線照射機などは高価なので自作しようと考えています。以前にも作ったことがあるが一度失敗していて、何となく容量を得ているのもチャレンジしやすそうだと気楽です。触れて干渉する作品というアイデアもあり、サーモクロミック顔料というのを使った温度で変化する版画を模索しています。まだまだ実験中なので進展は今後のブログに載せてまいりますが、ほとんど来年度の試作になりましょうか。楽しみにしていただきたい。 ※方眼紙に描いた実際のドローイング
SATO RYOJI
2025年12月29日
Blog45
来年の個展準備中です。といってもまだまだ先。場所は前回と同じくあざみの市民ギャラリーを予定しています。2026年の活動は展示が3本決まっていること以外不透明で、やりたいことはあるものの場所や機会を模索しているような状況です。ですが個展をやるというのは先に決めてしまいました。やれるものなら毎年やりたい。ちなみに今準備している個展の内容としてはガラテアの三号機準備や、他作品のドローイング、今回は久しぶりにシルクスクリーンなどの準備もしております。シルクに関してはあまり他所で聞かないことを実験しているのでそのうちブログで追記するかも。どんどんアイデアを吐き出したい。ちょっと人前に出していきたい欲が高まりつつあります。期日が近づけばまた告知するでしょう。そのときはヨロシクどうぞ、、。
SATO RYOJI
2025年12月29日
Blog44
最近は「百万本のバラ」という曲をたまに聴いています。この間は横浜の海の見える丘公園あたりで散歩しつつバックミュージックにしていたのだが凄く良い。私は貧しい絵描きというか、貧しい作家ではあるのだが。心に豊かな曲と感じました。まるで骨董品を大事に愛でるように、大切な気持ちと我が精神の立場である。懐かしむなんて、世代は全然違うのだが。最初は「紅の豚」のサントラを調べていて見つけ出した気がします。味わい深くて、私自身の深みはまだまだ未熟なのだがとても浸れます。ちょっと話の方向を変えてみよう。歌詞の中で「小さな家とキャンバス」「貧しい絵描き」というが現代であればそうはなるまい。とうか悲観的に思えまい。日本で平面作家が作品を個人に売るのであれば小作品の方が好まれる傾向がある。専門家でもないなら買い手は壁掛けにする作品を望むだろう。貧しいのは自分の選択による環境の可能性が高い。そうやってキャラクターを勝手に妄想するとどうにも自分勝手に見えてしまい同情しづらい。絵描きの恋とはこうも非合理かと。そこで私は思うのですが、人生ドラマに合理的や効率性を求めると情緒がない
SATO RYOJI
2025年12月28日
Blog43
妄想の遊び、今回はそんな物書きをします。人間内科担当大臣を決めようと思う。臓器、骨、神経それらから更に分岐する自分の体の中の役職たち。身体は菌や細胞の集合体「コロニー」で人型の団体運動だ。各部位の情報処理を私はどう思っているのか?とよくよく意識してみた。そうでもしないとこの個体とは?この固体、塊とは?もしくはこの世で一時的に存在できている我が身を、砂がサラサラ崩れている最中のものを大事に扱っているのかと、心許ない。結構それで合っているのかもしれないが、真実だという情報を見つけ出すことが表現家の仕事ではないはずなのだ。今はこういうことに核心を探す苦しみなり煮え切らない悩みなりが表現家という生き物を成して良いだろう。そのはずだ。少し前のブログで私は身体を魂とは剥がして別個に主張するものと書いたと思う。「主張の激しい生きたがり」だと。それは免疫として身体の異常を外へ排除しようとする動きは過剰防衛だという話だったりしたか。ただ生きる目的に対して止めどなく流れるエネルギーだったと思っている。このような感覚を社会が培ったものというよりか、そもそも自然の中に備
SATO RYOJI
2025年12月28日


Blog42
クラゲの図鑑を買った!解剖学的見地での詳細も情報が載っている。以前からベニクラゲに興味があり、本屋でベストな書籍を見つけてしまいました。こういう場面はテンションが上がります。そもそもガラテアとは生命の循環や生き物の変態という部分で関わり深い分野だったかもしれません。不思議な海の生命体。その中で私が耳に楽しかった話を紹介します。カツオノエボシというクラゲに関してです。カツオノエボシは綺麗な青色をしたクラゲで浮袋の役割をした頭が海面に漂う姿が見られたりします。有名な情報としては毒クラゲという一面です。砂浜で打ち上げられているものに触れて事故が起きるという事案を夏の終わりにニュースで見たりします。彼らには面白い生存戦略がある。なんと利き手の概念があるのです。頭の鶏冠のような浮袋が右寄り、左寄りに分かれています。これは一体何故なのか?彼らは海面に浮きながら触手を降ろし釣りのように餌を取る生き物です。本体に強い遊泳能力があるわけではなく、潮の流れや風を体に受けることで向かう先が決まります。ここで利き手の概念が出てきます。力を受ける帆の役割をした頭部分が全て
SATO RYOJI
2025年12月27日


Blog41
少し間が空いてしまいました。以前のブログの続編になります。風邪をひいて体が痛くなり、首筋リンパに小さい腫瘍が、、。という一連がおさまってすぐ、全身に蕁麻疹が出ました。まだあるか⁉︎というのが素直な感想。皮膚科に行くと風邪の余波による症状とのことでアレルギーを抑える薬を処方してもらいました。(蕁麻疹はアレルギー的反応らしく花粉症の薬でも効果があるとの話)怒涛の症状コンボ。前のブログでも言ったかもしれませんが、もう「風邪」とかいう名称で済まなくないか?「風邪EX」とか「風邪ウルトラ」ぐらいはあったと思います。蕁麻疹も人生初体験であんなに痛々しい見た目になるとは。熱は出ずとも肌が熱いといった感覚でした。また意識がボヤッとするような感覚もあり、活動を抑えていると症状が和らぐといった具合で、風邪EXは私から1ヶ月超の時間を奪いました。その期間は応募しようと考えていたレジデンスの〆切が近づいていたり、友人の展示を見に行く予定があったりと大忙しだったのですが全キャンセル。こうなれば損した分を埋めるべく、この体験を作品の素材として扱いたい気持ちです。体験取材とし
SATO RYOJI
2025年12月27日
Blog40
最近小作品の計画を練っています。今後の個展はGaraetiaProjectの研究室を動かしていくような展示風景をイメージしていて、思えば研究室の備品って考えてなかったかも。来る人が手に取れるサイズのものがあって良いかもと。私の制作しているテーマは詰まるところ生物科学なのかと...
SATO RYOJI
2025年10月8日


Blog39
今月は風邪を引いた際のお話。6月あたりにもコロナをもらって、健康管理しているつもりでも感染する時はするのだなぁと思っている今日この頃。ただ今月もらった風邪は結構ひどかったのです。首筋の炎症に始まり38.3度の熱、寝れないほどの腰部の痛み、右肩炎症、左肩リンパ節に謎の腫れ。こ...
SATO RYOJI
2025年10月1日
Blog38
最近思っていることなのだが、毎日の中に知性を感じるシーンが減っている気がする。ちょっと傲慢に聞こえる言いっぷりだが偽りない考えなのだ。思考を感じたいというのか、何気ない事柄に疑問を持ち、それを予測し開拓するのが知見を広げる楽しみであって、高度に行える人の喜びらしくはないか?...
SATO RYOJI
2025年9月28日
Blog37
今回は学生時代(高校の頃)に好きだったアニメ、漫画についてです。主に大友克洋のAKIRA、宮崎駿のナウシカ、今敏のパプリカあたりが好きでした。ナウシカとAKIRAに関しては原作と見比べたりするのも楽しかったです。攻殻機動隊見てたのもその頃だったかもしれません。メディアの違い...
SATO RYOJI
2025年9月27日


Blog36
自然ってすごいとかいう話を今回はダラダラ書いていきます。「美術表現の根っこは自然界におけるその大いなる流れと人生の接点から俯瞰してみられる現象である」なんて言ってみたらそれらしいのだが。私は自然ってすげぇ〜とその思想をなんとなく肯定している立場だ。何故なんとなくなのか。自分...
SATO RYOJI
2025年9月26日


Blog35
今回は最近の拠点についてのブログです。元々実家に居候しながら近場の貸工房で制作していたのですが、今は制作用に都合良い場所を賃貸で借りています。少し前に引越しを済ませていて、制作の幅を増やせているのが快適な次第です。元々の私の制作的にはガレージハウスなどを借りて道具を引き込む...
SATO RYOJI
2025年9月25日
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