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  • 執筆者の写真: SATO RYOJI
    SATO RYOJI
  • 2月12日
  • 読了時間: 1分

更新日:5月24日

最近は普通紙を千切り、砕き、繋ぎの接着剤を混ぜた水溶液に混ぜて攪拌。整形してから日光で干して固めた物を製作していました。物としてはチラシなどを使って作るキャンプなどの固形燃料。より緻密な用意をして作れば和紙になるといった代物です。


人造人間というテーマを元に思考するトピックの一つ、人肌について考えています。


肌表面は新陳代謝により常に新しい細胞と入れ替わり、しまいには古い角質として廃棄される。長く家屋を運用するには手入れと換気が重要だったりしますが、人間は体の各パーツ単位でそれを行なっているように見えます。今回手をつけている製作はそういった部分を再現していて、層になっている固形紙の上っ面は接着が緩く剥がれやすいです。(最終的にはニスなどで固定しますが、、)逆に底は接着剤の成分が貯まることで透明な塗膜を張っていたりします。この性質をベースにより派生していく作品群を現在練っています。

以前に銀座でやった展示にこの初期作品を出展していました。まだまだ発展途上ですがこの作品群は「Skin」というタイトルで製作しています。

今後をお楽しみに。


※Skinシリーズ作品の一つ。
※Skinシリーズ作品の一つ。


HP


 
 
 

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