top of page
  • 執筆者の写真: SATO RYOJI
    SATO RYOJI
  • 1月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月24日

たまに制作関係の雑談などをしていこうかというブログ回です。


私がメインで扱っているのは立体作品、インスタレーションの類なのだがこのジャンルは他所の作品形態に比べて悩みが多いように感じています。同じ立体系の作家さんや知り合いに聞いても同じ反応をするのですが

「広いアトリエが欲しい」(倉庫兼制作場所)


この条件がかなり厳しい。

まず立体作品は当たり前ですが場所を取る。そのため自身で作品を保管しておくには限度があり、新たな作品に挑戦する際にもサイズ感が問題として付き纏います。

次に騒音問題。電動工具など加工音が問題で、ほぼ学校の施設か貸し工房での作業となる。予約の関係や時間帯の制限が付き、思いっきりやろうと考えたら防音施設を備えた広い家を探さなければならない。ですがその手の場所は大体高額で、一番現実的なのはガレージハウスで安い場所を探すことと私は考えています。それも理想の場所を見つけるのはいつになるやら、、。


※以前使っていた作業スペース(自作)
※以前使っていた作業スペース(自作)

私は貸工房と貸倉庫を駆使して活動しているのですが、規模の大きい制作をするには経済面であとひとつ安定を作らなければならないと思っています。現在は画塾の講師をしていますがもうひとつ安定している経済軸が欲しいところ。大学教授など制作分野から離れない仕事は理想だが、大きい実績も無い今はなかなか難しく思います。

結局小さいことからコツコツと、手元に来る作品発表のチャンスを最高のものにしてアピールしていくしか無いのでしょう。


読んでくれた方々、応援よろしくお願いしまする。


HP

 
 
 

最新記事

すべて表示
Blog40 

最近小作品の計画を練っています。今後の個展はGaraetiaProjectの研究室を動かしていくような展示風景をイメージしていて、思えば研究室の備品って考えてなかったかも。来る人が手に取れるサイズのものがあって良いかもと。私の制作しているテーマは詰まるところ生物科学なのかと...

 
 
 
Blog38

最近思っていることなのだが、毎日の中に知性を感じるシーンが減っている気がする。ちょっと傲慢に聞こえる言いっぷりだが偽りない考えなのだ。思考を感じたいというのか、何気ない事柄に疑問を持ち、それを予測し開拓するのが知見を広げる楽しみであって、高度に行える人の喜びらしくはないか?...

 
 
 

コメント


bottom of page